2011年08月23日

ミツマタ、発根

ミツマタを挿し木したものを旧居から持ち込んでずいぶん経ちます。

鉢の底から根が出ているのに気がついていましたが、何種類もの枝を挿してあるのでどれが発根したのやら、と確かめてみましたら、ミツマタ(学名:Edgeworthia chrysantha)でした。
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和紙の原料になる「コウゾ、ミツマタ(楮、三椏・三叉)」のミツマタは、新しい枝が三本出ることからついた名まえなのだそう。ジンチョウゲ科ミツマタ属、茎葉や花のたたずまいは沈丁花を思い出させるもの。落葉樹のミツマタは、まだ寒い早春に黄色や朱色の花を咲かせ、ふんわりとした香りがあって、などなど。

旧居の近くの、持ち主が誰かわからない道端の一角に植えられていた木から、剪定するならばまず真っ先に切り落とされそうな枝を一本いただいてきて挿し木したのはいったいいつだったかしら、と手元のメモをひっくり返してみて、5/25の日付を見つけました。発根まで約三ヶ月かかったことになります。同じ頃に挿し木したマンサクはまだ発根していませんでした。

さっそく2号鉢に少し肥料分を加えて植えておきました。室内で管理していたものを急に戸外に出して大丈夫かと思いましたが、目下、雨模様のまるで秋のような肌寒い日が続いているうちに、外の湿った風に当たる方が晩夏のこの季節にはいいかもしれない、とひさしの下の直射日光があまり当たらないところにおいて様子を見ることにしました。

秋にはあまり生育は望めそうにないものの、来春には取り敢えず、一つだけでも芽が出てくれば、その後は名まえのとおり新しい枝を三方に、三方にと出してそのまま育ってくれないものかしらん。
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2011年08月05日

ブドウの木についた芋虫

ブドウの葉が少し寂しくなったかな、とまだ苗木といってもいいナイヤガラの木全体を目を皿のようにして見ると、鮮やかな黄緑色のイモムシを見つけました。筆者の小指ほどの太さと長さ(イモムシは5センチほど)があります。

お尻に角のような突起があるのでスズメガの一種だろう、と見当をつけました。スズメガは何種類もありますが毒はないのだそう。ただ図体が大きいものが多く、何匹も取り付かれた植物は放置するとあっという間に丸坊主にされてしまうものです。

ブドウの枝のあちこちにいるイモムシを捕まえると…筆者はこのくらいの大きさで毒がないとわかっていれば平気で手づかみするのですよ…緑色のものが5匹、茶色のものが1匹いました。

茶色のものは一見種類がちがうように見えましたが、頭から胸の辺りの背中側にある斑紋が同じようなので多分同一のイモムシなのだろう、と。
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画像のイモムシは、まだ細いブドウの幹から出ている葉の葉柄に止まっていて、向かって右が頭。葉に沿ってお尻の突起が伸びています。

手の平に載せて、さて、いつものようにペットのニワトリたちにプレゼントすることにしました。かれらは大型の虫を大喜びで食べてくれるでしょう。6匹捕まえたので、三羽の鶏たちに二匹ずつ与えると、さっそくきれいに食べてくれましたわ。
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画像は、緑色の虫をレンガの上に置いて撮影しようとデジカメを取りに家の中に入っている間に、メンドリがつまみ食いに来たところ。

後でサーチ・エンジンに相談してみましたら「コスズメ」というスズメガの仲間かな、と。

コスズメならばTheretra japonica (Boisduval, 1869)、スズメガ科(Sphingidae) ホウジャク亜科(Macroglossinae)、Theretra Hu"bner, 1819属で、ご興味のある方は成虫・幼虫などは、例えばこちらを。

食草は、アカバナ科:オオマツヨイグサ、フクシャ、ミズタマソウ、ユキノシタ科:ノリウツギ(※KD)、ブドウ科:ブドウ、ノブドウ、ヤブカラシ、ツタ、エビヅルと、様々な植物を丸ボウスにしそうですわね。

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2011年07月06日

鉢物を置きなおす


新居の母屋はほぼ東向きで、軒下にランの鉢を並べていました。

朝の光は足元に生い茂るモンテブレチア(緋扇アヤメ)の類と西洋木蔦(アイビーのグレイシャーと思われる)に阻まれ、小さい鉢が多いので早朝の直射日光が当たりにくくなってしまっています。

軒下は雨の降り込みはないようで乾ききっていますが、礫(レキ、小石)の多い当地の土壌は割れやすい石が外れるとデコボコになって始末が悪く、少しの風で鉢が倒れてしまいます。

ならば、となかなか片付かない家の中を後回しにして、まずはランの鉢が風通しよく並んで倒れないように、通路に人が歩くことのできる余白を作ることにしました。

ランの鉢を家の中に移し、足元の雑草を抜き、石垣から通路深くまで陣地を広げつつあるキヅタやモンテブレチアを整理し、クワで足元のデコボコを均し、板に足をつけて下を風が通るようにした低い台を置き、手前に陽射しに強い鉢、後ろ側に遮光の必要な鉢を置いてみました。

この場所は、十時から約一時間直射日光が容赦なく当たります。旧居では、厳冬期の室温を下げないようにと張った…目隠し用を兼ねて…ポリエチレンのシートと、その外側のガラス越しの光にできるだけ当ててはいたのですが、やはり光不足はどうしようもありませんでした。

引越しをして、新居に移った後の忙しさにかまけて、梅雨が明けていなかった曇天の下、戸外に出したままこまめに面倒を見てやれなかったので、風に当たり、直射日光に当たって鉢物の中には部分的に葉焼けを起こしたものもあるのですが、午後になる前に太陽が南に動くと母屋の東側は木漏れ日と日陰に入るので、何とか「全滅」にはならずに済んでいるようです。

とりあえず、このまま梅雨が明けるまでは、風通し・陽射しの当たっているときの日当たり・遮光はこのままでも何とかなりそうかな、と。

入り口のガラス戸に、目隠しを兼ね、目下引っ越してきたばかりで畑を確保できないこともあり、今年流行りの「緑のカーテン」をニガウリで作ることにしました。

昨日買い物に出た折に、とあるディスカウント・ストアに立ち寄ったらポット苗が一律¥69とあり、どんな品種かわからないけれどもニガウリの苗も並んでいました。ならば、と一つ求め、ゆくゆくは双葉の辺りまで土を足すつもりで大きめの木製のコンテナの土を入れ直して植え付け、さて園芸ネットをまだ旧居に置いたままだけれども…と辺りを見回すと、庭木に去年使用したと思しきツルの絡み付いたままのネットがからげてありました。

枯れたツルを取り除きながら拡げてみると、180×90センチとちょうど大きさが手ごろで間に合いそうに見えました。軒下にはちょうど使えそうな園芸用の支柱が何本もS字型のフックに吊り下げてあります。試しにその支柱に園芸ネットを通して軒下のフックに引っ掛け、ネットのもう一方の端にも支柱を通して地面に横たえて石で固定してみました。

ネットは思い通りに傾斜をつけて立ち上がり、下を人が通ったり扉から出入りできるような空間もできました。ニガウリの苗の頂芽を摘んで「子ヅル(葉の付け根から出る脇芽を伸ばす)」を4本ほど伸ばしてネットに拡げればいいかな、と胸算用しています。

この家は、以前独り者のフランス人が別荘のように使っていたのだそうで、床はすべて板張り、ベッドの生活の跡がうかがえたり、庭の植え込みにはハーブあり、日本人の好みとは少し異質の木々があったりとなかなか面白いのですが、花梅かスモモかよく判らない木と隣の赤松の間に、根元が三センチ近くもある古いトケイソウを絡めてアーチが作ってありました。トケイソウの茎は病気か虫にやられて太さの1/4ぐらいでつながっているだけなので、切り取って株ごと処分することにしました。

トケイソウはこの家のあちこちに繁茂して目下時計の文字盤のような一日花を幾つも咲かせています。殖やすつもりになれば、いくらでも挿し木などで殖やせるでしょうから、古株は処分して新しい株に置き換えた方がいいかもしれない、などと。個人的には、どこかに一株あれば充分な気がしますが。
posted by くーろ at 19:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 植木・鉢物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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